わかりやすいJakarta EE ウェブシステム入門

 (目次)JavaEEからJakartaEEへ。新しいクラウドネイティブJavaの時代が始まっています。本書はJava言語を使って、新しい時代の実用システムを開発したい人達のための入門書です。前提知識は、オブジェクト指向の基礎知識だけです。学習・開発用ツールキットも用意しました。Payara Server、MySQL(dockerで稼働)、NetBeansなどをセットにしたJET(Jakarta EE Toolkit)をダウンロードし、すぐに学習を開始してください。すべての解説に、実行して動作を確認できる平易な例題が付いています(例題一覧)。130を超える例題を動かしながら、具体的に学習を進めることができます。

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ダウンロード

WINJET(Jakarta EE Toolkit)ver1.1 Jakarta EE 8用 021.1.9 更新

MACJET(Jakarta EE Toolkit)ver1.1 Jakarta EE 8用 2021.1.9 更新

  • ・JETのインストール方法・使い方は、下記のビデオを参照してください。
  • ・1月9日:一部のプロジェクトで起動できない不具合を修正しました
  • NetBeansは、Mac OS Big Surでは起動できないという不具合があります。
  •  NetBeansを起動するには、こちらの方法によって、対処してください。 2021.8.13 更新

WINJET(Jakarta EE Toolkit)ver2.1  Jakarta EE 9.1用 2021.7.26 更新

  • ・必ずドライブのルートに解凍(展開)してください
  • ・使い方がJET 1.1から変更されています。添付の「必ず読んでください.pdf」をご覧ください
  • ・Jakarta EE 9は、デベロッパーが移行確認のために使うという位置付けです。
  •  Jakarta EE 10が公開される(2022年以降)まで、EE 8 対応のJET 1.1を使われることをお勧めします
  •  (この記事を参照
  • ・アプリケーションサーバーはGlassfish6.1ですが、Payara Serverがリリースされ次第、変更の予定です

(注)Mac用のJakarta 9対応版は、2022年以降にリリースします。

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ビデオ

Docker for Windowsの設定について

※Mac OSでは追加的な操作は不要です

設定ファイルを作成してCPUとメモリーの最大使用量を指定する必要があります。

 Docker for Windowsは、WSL2というWindows用のLinux環境を利用して動作します。メモリーの最大使用量を指定しない場合、WSL2が大量のメモリーを占有してしまうという問題が報告されています。必ず設定ファイルを作成してください。.wslconfig.xmlという名前のファイルを、ユーザーディレクトリに作成し、使用するメモリの最大値を指定します。使用するCPUの最大数も指定できます。

手順<コマンド等はコピペしてください>

  • ①Windows PowerShellを起動する(コマンドプロンプトは不可)
  • notepad "$env:USERPROFILE/.wslconfig" とタイプして[Enter]を押す
  • ③「ファイル・・・が見つかりません。新しく作成しますか」と表示されるので[はい]を押す
  • ④次のようにタイプする
    [wsl2]
    memory=1GB
    processors=1
  • ⑤メニューから[ファイル]⇒[上書き保存]と選択する
  • ⑥メモ帳(notepad)を終了する

 メモリサイズとCPUの数は、手元のコンピュータの状況に合わせて設定します。ただし、dockerでMySQLを動かすだけなら、設定例と同じでも問題ありません。

21章の例題システムのデモ

21章で作成するショッピングサイト「雑貨屋さん.com」のデモです。
複雑なデータテーブル、データベースからの画像表示、 JPAによるページ単位の処理、ログイン処理(ID, PWは18章を参照)など、 ショッピングサイトの基本的な要素を盛り込んだ例題システムを、実際に操作してみることができます。

訂正 2021-04-10更新

  • P.107 中段、赤字の部分、ボ ⇒ ポ と訂正する
     ③[Port]欄に新しいート番号を入力して[save]ボタンを押す
  • P.681 巻末資料の表 赤字の部分を訂正する